こんにちは!エターナルフィット円山の八島です!
今回は「骨密度」に関する投稿になります!骨は私たちの体を支える重要な役割を担っていますが、年齢とともにその骨密度は低下しやすくなります。特に女性は、閉経後に骨密度が急激に低下するリスクがあり、骨粗しょう症を引き起こす可能性が高くなります。骨粗しょう症は骨が脆くなり、骨折しやすくなる病気です。骨折は高齢者にとって特に深刻で、生活の質を大きく損なうだけでなく、寝たきりになるリスクを高めます。
しかし、骨密度の低下は予防が可能です。適切な生活習慣を取り入れることで、骨を強化し、骨粗しょう症を予防することができます。この記事では、骨密度を高める方法と、骨粗しょう症にならないためにできることについて詳しく解説します。
Contents
骨密度とは?
骨密度は、骨の中のミネラル(主にカルシウムとリン)の量を測定したもので、骨の強度を示す指標です。骨密度が高いほど、骨は丈夫で折れにくくなります。逆に、骨密度が低いと、骨が脆くなり、ちょっとした衝撃でも骨折するリスクが高まります。
骨密度の正常値は、健康的な若い女性(20~44歳)の骨量の平均値と比較し、自分が何%であるかで表されます。正常値は80%以上、70~80%が骨量減少傾向ライン、70%未満になると骨粗しょう症と診断されます。
骨密度は成長期に最も高くなり、30代をピークに徐々に低下していきます。特に女性の場合、閉経後にエストロゲンというホルモンの分泌が減少することで、骨密度の低下が加速するため、骨粗しょう症のリスクが高まります。
骨密度が低くなる原因
加齢
加齢は骨密度の低下に最も大きく影響する要因です。特に30代を過ぎると、骨密度のピークを迎え、その後は徐々に減少していきます。年齢が上がるにつれて骨の再生能力が低下し、骨の分解が進みやすくなるため、骨密度が低下します。
ホルモンの変化
特に女性の場合、閉経後にエストロゲンというホルモンの分泌が減少します。エストロゲンは骨を保護する役割を果たしているため、このホルモンの減少により、骨密度が急激に低下するリスクがあります。男性でも、加齢に伴ってテストステロンの分泌が減少することで骨密度が低下します
喫煙・過度のアルコール摂取
喫煙は骨の健康に悪影響を及ぼします。タバコに含まれるニコチンは、骨の再生を妨げ、カルシウムの吸収も阻害するため、骨密度が低下する原因となります。また、喫煙者はエストロゲンの分泌が減少しやすく、特に女性の場合、骨粗しょう症のリスクが高まります。
過度のアルコール摂取は、骨密度を低下させる要因の一つです。アルコールはカルシウムの吸収を妨げ、また、ビタミンDの代謝にも悪影響を与えるため、骨の形成が妨げられます。
その他
骨密度は遺伝的な影響を受けることもあります。家族に骨粗しょう症や骨折の経験がある人は、遺伝的に骨密度が低くなる傾向が強い可能性があります。
また、いくつかの疾患や薬物も骨密度を低下させる要因となります。特に、副甲状腺機能亢進症や消化器系の疾患、慢性腎疾患などは、骨密度の低下に関与します。また、ステロイド薬の長期使用も骨密度を低下させることが知られています。
骨密度を高めるためにできること
骨密度を高め、骨粗しょう症を予防するためには、以下のような生活習慣や食事、運動が効果的です。
カルシウムを豊富に含む食事を摂る
骨の主成分であるカルシウムは、骨密度を高めるために不可欠な栄養素です。カルシウムは体内で作ることができないため、食事から十分に摂取することが重要です。成人の場合、1日に推奨されるカルシウムの摂取量は約700〜800mgですが、日本人の多くはこの量を十分に摂取できていないことが多いです。
カルシウムを多く含む食品としては、以下のものが挙げられます。
- 乳製品:牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
- 魚介類:イワシ、サケ、しらす干し、小魚など
- 豆類:豆腐、納豆、大豆など
- 緑黄色野菜:ブロッコリー、ケール、小松菜など
これらの食品を日常的に取り入れ、カルシウム不足を防ぐよう心がけましょう。
ビタミンDの摂取と日光浴
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける重要な栄養素です。体内のカルシウムが不足していると、骨からカルシウムが放出され、骨が脆くなります。ビタミンDを摂取することで、食事から摂ったカルシウムを効率的に利用でき、骨密度を維持することができます。
ビタミンDを多く含む食品には、以下のようなものがあります。
- 魚類:サーモン、サバ、イワシ、カツオなど
- きのこ類:しいたけ、まいたけ、しめじなど
- 卵黄
また、ビタミンDは皮膚が紫外線にさらされることで体内で合成されます。そのため、1日15〜30分程度の日光浴も効果的です。ただし、紫外線による皮膚へのダメージを避けるため、長時間の日光浴や日焼けは避け、適度な日差しを浴びるよう心がけましょう。
ビタミンKの摂取
ビタミンKは、骨の形成を助け、カルシウムが骨に定着するのをサポートする栄養素です。ビタミンKが不足すると、カルシウムが骨に十分に取り込まれず、骨密度が低下するリスクがあります。ビタミンKを豊富に含む食品には、以下のようなものがあります。
- 緑黄色野菜:ほうれん草、ブロッコリー、ケールなど
- 納豆:特に納豆はビタミンKが非常に豊富です。
日常の食事にこれらの食品を取り入れることで、骨密度の維持に役立ちます。
また、ビタミンについてもっと詳しく知りたい方は厚別店のブログに書いておりますので是非ご参照ください!
体重をかける運動を行う
骨は、適度な負荷がかかることで強くなります。特に、体重をかける運動(ウェイトベアリング運動)は、骨密度を高める効果が高いとされています。これらの運動は、骨に適度なストレスを与え、骨の再生を促進します。
体重をかける運動の例
- ウォーキング:毎日30分程度のウォーキングは、骨密度を維持するのに有効です。
- ジョギング:ウォーキングよりも強度が高いため、骨に与える負荷も大きくなります。
- 筋力トレーニング:スクワットやダンベルを使ったトレーニングは、特に骨密度の低下を予防する効果が期待できます。
- ヨガやピラティス:これらは柔軟性を高めつつ、骨に負荷をかける運動としても効果的です。
ただし、無理をして関節や筋肉に過剰な負荷をかけるとケガをするリスクがあるため、運動は自分の体力に合わせて無理なく行うことが大切です。
禁煙とアルコール摂取の制限
先ほど、骨密度が減少する原因でも述べたように喫煙や過度なアルコール摂取は、骨密度に悪影響を及ぼします。
そのため、骨密度を保つためには、禁煙やアルコールの節制が非常に重要です。特に喫煙者は、禁煙をすることで骨粗しょう症のリスクを大幅に減らすことができます。
適切な体重を維持する
過度な痩せは、骨密度の低下を招く要因となります。体重が軽すぎると、骨にかかる負荷が少なくなり、骨の強度が低下するリスクが高まります。特に、過度なダイエットや食事制限を行うと、必要な栄養素が不足し、骨が弱くなりやすくなります。
適切な体重を維持するためには、バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせることが大切です。
骨粗しょう症を防ぐための早期対策
骨粗しょう症のリスクを減らすためには、若い頃からの予防が重要です。骨密度のピークは30代前半に訪れ、その後は徐々に減少していくため、30代までにしっかりと骨を強化することが将来の健康につながります。
また、骨粗しょう症のリスクが高まる閉経後の女性は特に注意が必要です。定期的に骨密度を測定し、早期に対策を講じることで、骨粗しょう症の進行を抑えることができます。
まとめ
骨密度を高め、骨粗しょう症を予防するためには、バランスの取れた食事、適度な運動、そして健康的な生活習慣が不可欠です。カルシウムやビタミンD、ビタミンKを意識して摂取し、体重をかける運動を取り入れることで、骨の強度を維持することができます。
また、喫煙や過度なアルコール摂取を控え、適切な体重を維持することも骨の健康には非常に重要です。骨粗しょう症にならないために、今からできることを実践し、将来にわたって健康で強い骨を保つことを目指しましょう。
【9/9~9/30の期間限定でキャンペーン実施中】
詳細はこちらのリンクからチェック✅!
【当店について】
エターナルフィット円山は,札幌市中央区円山にあるパーソナルジムです。
地下鉄東西線円山公園駅5番出口から徒歩1分と好立地です!
医師が監修し、トレーナーは健康運動指導士や理学療法士といった資格所有者です。
お客様の目指す目標に応じて全力でサポートさせていただきます。
高血圧や脂質異常症,糖尿病などの生活習慣病や慢性腰痛などをお持ちの方でも安心してご利用いただけます。
気になっている方は是非一度体験にいらしてみてください!
体験はHPもしくお電話からお申し込みください。
またエターナルフィットは札幌市内に3店舗ございます。
西町南、厚別の方が通いやすいという方はそちらもご検討ください!
🔸エターナルフィット円山
→→080-3562-4947
🔸エターナルフィット西町南
→→011-215-7789
🔸エターナルフィット厚別
→→011-375-7666
☟体験予約は下記のボタンから☟
普段の食生活や運動習慣、既往歴などのカウンセリングを行い、
姿勢分析により姿勢のクセをチェックし、
お客様一人ひとりに合わせたメニューをご提案いたします。
体験予約はウェブまたはお電話にてお受付しております。
不在の場合、本店(西町店)に転送されます。
お電話出ましたら、『円山の体験予約』と担当スタッフにお伝えください。
パーソナル中で電話に出られない場合があります。
その場合は、折り返しご連絡いたします。
住所:北海道札幌市中央区大通西25丁目1-1 ワールドビル5/6階